騎牛帰家(十牛図その六)

騎牛帰家(伝周文・筆、相国寺・蔵)

第6段階  騎牛帰家(きぎゅうきか) 事実しか存在していないことに気づく

私の思いや考えは、私の「自我意識」が勝手に作り出した幻影に過ぎず、存在しているのは事実だけあることに気づきいた。もはや「自我」をコントロールするまでもなく、逆に「無我」の境地が「自我」をリードしてくれる状態である。

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