見牛(十牛図その三)

見牛(伝周文・筆、相国寺・蔵)

第3段階 見牛(けんぎゅう) 考えと事実とが別物であることに気づく

自分の思いや考えとは何の関係もなく、この身や宇宙が存在している事実に気付いた。自我意識のせいで隠れていた「無我」の境地が少しづつ見え始めた状態であるが、まだ追い求めようとする「自我」が強すぎて、「無我」の境地を体得できていない。

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