生け捕り!

罠師・片桐名人に少しでも近づくために

狩猟期間最終日の今朝、文字どおりウリ坊に毛が生えたくらいの小イノシシ(10Kg)がかかっていた。時期的に、秋子のようだ。ここのところ力を入れていた保定器具を使うまでもないので、この業界でかの有名な罠師・片桐名人のように、生け捕りにする練習をしてみた。ガムテープで口を塞ぐのはかまれないため、目を塞ぐのは恐怖心を無くして大人しくさせるためである。片桐名人は80Kgくらいあるイノシシでも平気で手づかみにするが、生け捕り初心者がマネできるものではない。牙で動脈をやられたら、こちらの命が危ないからだ。このくらいの小イノシシなら、失敗してかまれても痛いぐらいで済む。

このまま飼いたいくらい、かわいいウリだが、飼うためには「狩猟」で捕獲しなければならない。今回は、時期的には狩猟期間内でも、場所が鳥獣保護区内であったため、当然「狩猟」で獲ったことにはできない。有害鳥獣駆除として、やむなく殺処分するしかないのだ(飼育と狩猟・有害駆除との関係については以前の投稿参照)。

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