イノシシは何処へ行った

95センチだが30キロくらいしかない

イノシシ年の師走、3か月ぶりにイノシシを捕らえた。昨年と比べて、この辺りでは捕獲数が激減している。オリにはもちろん、ククリにもほとんど掛からないのだ。

決して捕獲活動をサボっているわけではない。イノシシが居ないのである。猛暑の影響か?暖冬の影響か?都市部では毎日のようにイノシシ出没のニュースが流れている。今年の大型台風の影響で、山ではエサとなるドングリが熟す前に落ちたり、川では増水して棲家が奪われたりして、上流の山間部から下流の都市部へ移動し、街に生活の場を求め、都市型化している(アーバンイノシシ)というのが専門家の見方だ。

確かに、この時期のイノシシにしては痩せている。乏しいエサを求めて山から姿を消したというのは説得力があるが、この辺りでは街中に出現したという話は聞かない。

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