キョン×解体

キョンのモモ肉(500g)

かねてK先生よりリクエストされていたので、昨日捕獲したキョンを解体して食肉にしてみた。とはいっても、イノシシとは違い、食べられそうな肉がついているところは後ろ脚くらいしかない。ということで、心臓をチェックした以外はハラ(内臓)はそのままに、両の後ろ脚だけを出刃包丁で外して解体は約10分で終了。ついで皮を剥ぐが、イノシシの皮よりも強くしっかりしているので、皮自体を切ろうとしてもなかなか切れないが、肉との間に脂がないので、皮を剥ぐのははるかに簡単だ。上の写真が皮を剥いだ状態。とても表面がきれいだ。

右脚をK先生に、左脚をS君にあげる。普通に火を通しただけでは肉が固いので、おススメ調理はしっかり煮込んでスネシチューにすること。必ず日本酒と大量の玉ねぎとローリエを入れて、フタをしないで2時間以上煮込む。S君は奥方が時短のため圧力鍋を使ったせいで、肉の臭いがこもってしまったらしい。あくまでフタをしないでコトコト煮込むのがよいのだ。味付けは、ビーフストロガノフなど酸味のあるルーが合うと思う。K先生はカレーにしたらしく、いまいちだったらしい。

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