2017年4月30日 / 最終更新日 : 2018年9月7日 attorney 生前戒名 永平寺受戒会(まとめ) 大本山・永平寺の受戒会では、7日間で次の9つのプログラムを繰り返し修行する。 諷経(読経)般若心経や観音経、陀羅尼や修証義などのお経を何度も繰り返し唱える 礼拝(法要)五十七仏や歴代和尚様のお名前を唱えながら、立礼と座礼 […]
2017年4月29日 / 最終更新日 : 2018年9月7日 attorney 生前戒名 永平寺受戒会(最終・7日目) これにて受戒は完了であるが、夜も遅いのでもう一泊し、7日目の朝の坐禅と朝食(中食の扱いになる)の後、自由解散となる。9時半から完戒上堂と呼ばれる最後の法要があるが、これは出ても良いし出ずに帰っても良い。内容は小参(しょう […]
2017年4月28日 / 最終更新日 : 2018年9月7日 attorney 生前戒名 永平寺受戒会(5・6日目) 5日目の夜からはプログラムに「道場」が加わる。儀式なので、皆さんジャージや作務衣から背広や着物に着替える。その上から「おいずる」と呼ばれる白い袖なしの羽織を着用する(初めての参加者は6000円で購入)。受戒参加記念のスタ […]
2017年4月27日 / 最終更新日 : 2018年9月7日 attorney 生前戒名 永平寺受戒会(2~4日目) 3時10分。無情の明かりがつく。30分後には朝の坐禅である。光明堂(こうみょうどう)という道元禅師との接見の間に移動し、座蒲(ざふ)という丸い座布団をもらい、壁に向かって座る。坐禅の作法を教わるのも私の大きな目的である。 […]
2017年4月26日 / 最終更新日 : 2018年9月7日 attorney 生前戒名 永平寺受戒会(初日・その4) 午後7時からは、法堂(はっとう)の檀上にまします道元禅師をはじめとする歴代和尚様や、毘婆尸仏から釈尊までの過去七仏、阿難陀(あなんだ)から道元禅師の師匠である天童如浄までの五十仏を礼拝する法要(壇上礼・仏祖礼)が行われる […]
2017年4月25日 / 最終更新日 : 2018年9月7日 attorney 生前戒名 永平寺受戒会(初日・その3) 四時からは晩のお経である。とにかく読経の繰り返しである。僧侶たちの読経に合わせ、修行のつもりで皆、一心不乱にお経本を読む。お隣のベテランは、法華経の普門品(観音経)や寿量品などメジャーなお経は暗記しているようだ。私など最 […]
2017年4月24日 / 最終更新日 : 2018年9月7日 attorney 生前戒名 永平寺受戒会(初日・その2) 初日の13時半、法堂(はっとう)での「啓建歎佛」という礼拝法要から授戒会がスタートした。持参した毛布を座布団がわりに、私がお経本を畳の上に置いていると、先ほどの千葉のベテランの方が私の横に来て、「お経本を床に直接置いては […]
2017年4月23日 / 最終更新日 : 2018年9月9日 attorney 生前戒名 永平寺受戒会(初日・その1) 4月23日午前10時、新幹線ひかり号を米原駅で特急しらさぎ号に乗り継ぎ、福井駅に降り立った。快晴である。えちぜん鉄道の勝山行きに乗ろうとすると、今どき珍しい手売りの切符に改札で鋏を入れ、ホームでは2人の若い女性車掌が出迎 […]
2017年4月1日 / 最終更新日 : 2018年9月7日 attorney 生前戒名 生前戒名 あるときテレビで瀬戸内寂聴さんが「生前戒名」をもらうことを奨めていた。「戒名」とは亡くなった人のあの世での名前という意味ではなく、むしろ生前に頂くべきものであるというのだ。もらっていない人に仕方なく葬儀のときに授けている […]