イノシシ・ラッシュ2

初めての親子多頭捕獲

3月以降、まったくかからなかったのに、8月になり、長かった梅雨が明けたとたん、イノシシが連日のようにかかりだした。きのうまでにオリとククリ合わせて4頭。極めつけは初めて目にする今日の写真の光景だ。今まで3頭以上を同時に捕獲したことはない。親子の同時捕獲は初めてだ。

今日は3連休明けの平日だが、実は3連休の初日にも別のイノシシがかかっていた。うっかり焼却場が開いていないことを忘れて直ぐに止め刺ししてしまったから、連日の猛暑で腐敗が進み、連休2日目には異臭を放ち始め、ハエがたかって連休3日目にはウジがわく始末。二重に袋に入れてもパンパンに膨れ上がり、これ以上自宅で保管するのは近所の手前無理がある。それでも焼却場が開く平日の今日になるまで廃棄することができなかった。

そこで今回は、写真の手前の母イノシシのように脚取りで動けないよう保定して、ある程度の時間やむを得ず生かしたままにして時間をかせぐことを考えてみた。これなら止め刺しを明日・明後日に先延ばしできる。本来、保定はククリにかかったイノシシの止め刺し前に暴れないように固定するために使うものだが、オリにかかったイノシシにも暴れてオリを壊したりしないように使うことができるのだ。

もちろん、ワナにかかったイノシシは苦痛を与えないため速やかに止め刺しするのが原則であるが、上記のように焼却場が開いていないなどの事情がある場合はしばらく生かしておくことも問題ない、との回答を県の自然保護課から得ている。

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