2019年6月8日 / 最終更新日 : 2019年6月19日 attorney 殺生 迷惑ノラネコを殺してはいけないワケ 少し前のことだが、ノラネコがたびたび家に入ってきて台所や食卓を荒らして困っていたという男性が、 猫をオリに入れて川に沈め 、殺すつもりで放置して死なせたという事件があり、動物愛護管理法違反の疑いがあるとみて、警察から任意 […]
2019年5月28日 / 最終更新日 : 2019年6月3日 attorney 狩猟 捕獲と殺傷 鳥獣保護管理法で、最も重要な条文を一つだけ挙げよと言われれば、次の条文になる。 第8条 鳥獣(=鳥類又は哺乳類に属する野生動物)及び鳥類の卵は、捕獲等(=捕獲又は殺傷)又は採取等(=採取又は損傷)をしてはならない。ただし […]
2019年5月26日 / 最終更新日 : 2019年6月18日 attorney 狩猟 野生動物×動物愛護管理法 鳥獣保護管理法は「野生」動物を対象としている。野生とは、人と関わることなく常時山野等で捕食して自活している状態のことだ。 これに対し、 「人と関わりがある」動物を対象としているのが動物愛護管理法だ。例えば、 家庭動物(ペ […]
2019年2月16日 / 最終更新日 : 2019年5月29日 attorney シカ・キョン キョンが狩猟鳥獣に指定されないワケ 昨日で今冬の狩猟期間が終わった。今日からは有害鳥獣駆除しかできない。その初日、キョンがかかった。ククリ罠ではときどき獲れるが、ハコ罠(オリ)にかかったのは昨年6月以来2回目で、しかも今回はキョンの大好物であるアオキを入れ […]
2018年9月10日 / 最終更新日 : 2018年9月26日 attorney 狩猟道具 かぶせカゴ かぶせカゴを使うのは自由猟法にあたるか。かぶせカゴは、カゴを逆さにして下にエサを撒き、自動または手動でカゴを落としてかぶせとる古来の猟法である。逆さにしたザルのつっかえ棒に結んだヒモをタイミングよく引っぱってザルをかぶせ […]
2018年9月9日 / 最終更新日 : 2018年10月6日 attorney 狩猟道具 ネットランチャー ネットランチャーや投網を使うのは自由猟法にあたるか。ネットランチャーは、懐中電灯型の本体に仕込まれたネットを火薬の爆発力で拡げながら発射して絡めとる防犯グッズである。射程が3m前後と短い上、使い切りで1本3万円前後と高す […]
2018年8月26日 / 最終更新日 : 2018年9月26日 attorney 狩猟免許 狩猟可能区域 狩猟が可能な区域(狩猟可能区域、可猟区、猟場)は、原則として日本全国であり、例外的に以下の区域での狩猟が禁止または制限されている。対象鳥獣や猟期については狩猟禁止が原則になっているが、猟場については狩猟自由が原則となって […]
2018年8月25日 / 最終更新日 : 2018年9月26日 attorney 狩猟免許 狩猟可能期間 狩猟期間は、鳥獣保護管理法では毎年10月15日から翌年4月15日までの約6ヶ月間と定められている(第2条9号)。と聞いて違うと思った狩猟免許試験受験者は、よく勉強されている方である。しかし、あくまでも法律上の「狩猟期間」 […]
2018年8月24日 / 最終更新日 : 2019年6月4日 attorney 狩猟免許 住宅敷地内猟 自由猟法と比べ、意外と知られていないのが、住宅敷地内猟だ。 3 垣、柵その他これに類するもので囲まれた住宅の敷地内において銃器を使用しないでするとき この場合、自由猟法と同様に、許可が必要ないのはもちろん、狩猟免許・狩猟 […]
2018年8月23日 / 最終更新日 : 2019年6月4日 attorney 狩猟免許 自由猟法 鳥獣保護管理法に「自由猟法」という用語はない。ここでは便宜、法定猟法も禁止猟法も危険猟法も用いないで狩猟鳥獣を捕まえたり殺したりする猟法を「自由猟法」と呼ぶ。 狩猟鳥獣の捕獲又は殺傷については、狩猟可能区域において狩猟期 […]
2018年8月23日 / 最終更新日 : 2019年6月3日 attorney 狩猟免許 銃猟制限 危険猟法とは別に、銃猟について、やはり人への危害予防を目的として禁止されているものとして、次の「銃猟制限」がある(第38条)。 1 日出前及び日没後の銃猟2 住居が集合している地域や広場、駅など多数の者の集合する場所での […]
2018年8月23日 / 最終更新日 : 2019年6月3日 attorney 狩猟免許 危険猟法 これまで見てきた禁止猟法とは別に、「危険猟法」と呼ばれる猟法がある(第36条)。禁止猟法も危険猟法も、原則として禁止されているという意味では同じだが、禁止する目的が違うのだ。禁止猟法が「鳥獣保護」を目的としているのに対し […]
2018年8月23日 / 最終更新日 : 2019年5月28日 attorney 狩猟免許 禁止猟法その2(銃猟) 法定猟法を用いる登録狩猟であろうと、法定猟法を用いない自由猟であろうと、銃器以外を用いる自宅敷地内猟であろうと、いずれにせよ狩猟捕獲において鳥獣保護の目的で禁止されている猟法がある。鳥獣保護管理法第12条第1項第3号を受 […]
2018年8月23日 / 最終更新日 : 2019年5月28日 attorney 狩猟免許 禁止猟法その1(網猟・わな猟) 法定猟法を用いる登録狩猟であろうと、法定猟法を用いない自由猟であろうと、銃器以外を用いる住宅敷地内猟であろうと、いずれにせよ狩猟捕獲において鳥獣保護の目的で禁止されている猟法がある。鳥獣保護管理法第12条第1項第3号を受 […]
2018年8月3日 / 最終更新日 : 2018年10月6日 attorney 刃物 6センチ以下の刃物×軽犯罪法(凶器隠匿携帯罪) これまで、主として刃渡り15センチ以上の片刃か5.5センチ以上の諸刃の鋼質性の武器が対象となる「刀剣類所持罪」と、これに著しく類似した形態の非鋼質金属が対象となる「模造刀剣類携帯罪」と、刃体の長さ6センチを超える刃物が対 […]
2018年8月2日 / 最終更新日 : 2018年9月27日 attorney 刃物 狩猟ナイフ×銃刀法(刃物即用携帯罪) 狩猟や有害鳥獣駆除は、ナイフやナタなどの刃物を携帯する正当理由になる。草木の刈り払いやロープワーク、獲物の止め刺しや解体など、刃物が必要となる場面はいくらでもあるからだ。しかし、家から猟場までの往復道中ならともかく、車に […]
2018年8月1日 / 最終更新日 : 2018年9月7日 attorney 刃物 止め刺し用やり×銃刀法(刀剣類所持罪・模造刀剣類携帯罪) ハコ罠やククリ罠でイノシシを捕獲した場合、その後の処理はどうするか。この業界で超有名な片桐名人のように、暴れるイノシシを素手でつかんで寝技に持ち込み、生け捕りにしたまま持ち帰るという神業の持ち主は別として、自分の身を守る […]
2018年7月31日 / 最終更新日 : 2018年9月7日 attorney 刃物 刃物×銃刀法・軽犯罪法 狩猟や有害鳥獣駆除をしていると、どうしても避けて通れないのが刃物の使用である。刃物には2つの法律、4つの犯罪が関係する。1 刀剣類所持罪(銃刀法第3条違反)2 模造刀剣類携帯罪(銃刀法第22条の4違反)3 刃物携帯罪(銃 […]
2018年5月8日 / 最終更新日 : 2018年9月7日 attorney 銃 銃所持許可申請の取下げ この日、警察から呼び出しの電話があった。生活安全課に行くと開口一番、申請の取下げを勧められた。やはり家内の母親の病気(認知症)が同居親族にかかる欠格事由にあたり、このまま公安委員会に申請しても通る見込みがないという。銃が […]
2017年11月3日 / 最終更新日 : 2019年5月29日 attorney シカ・キョン 外来生物法 外来生物法は、問題を引き起こす海外起源の外来生物を「特定外来生物」として指定し、その保管・運搬・飼育・譲渡などを規制して、生態系や人への被害を防止している。在来種を追いやるブラックバスや危険なカミツキガメなどのほか、哺乳 […]